玉乃井通信11月23日


★11月26日、27日は玉乃井はお休みです。

★「玉乃井映画」の会を終わります。

★12月11日 玉乃井映画の会・最終回「秋刀魚の味」14:00,18:00 忘年会も!


 みなさん長い間ありがとうございました、「玉乃井映画の会」も最終回です。最後が、小津の最後の映画「秋刀魚の味」になったのは偶然ですが、ついあれこれ思わされもします。
 2011年に<真夏の夜の映画会>として行われた、玉乃井の庭での山中貞雄監督「丹下左前 百万両の壺」、それがはじまりです。それからぼくがすばらしいと思う映画、監督を上映してきましたが、他にも、こういった親密な雰囲気のなかで、昔みたものをもう一度みんなでみてみたい、という気持もありました、今、どういうふうにみえるだろうかと。
 足かけ6年、16ミリフィルムも含めて40数本の映画を全て映写してくれた吉田さんに先ず感謝。
 お菓子を提供し続けててくれたスモールバレーの板橋寛子さんにも多謝。
 冷暖房のない暑さ寒さのなかでの上映に遠くからみに来てくれた方も少なくありません。
 ここで始めてみた映画もありました。「酔っぱらった馬の時間」はみんなにも衝撃を与えましたが、ぼくも「亀も空を飛ぶ」に続いて、ゴバディ監督に圧倒されました。
 続けてきて、あらためて発見できたことも多かったし、以前に書いていた映画評「文さんの映画をみた日」や「続・文さんの映画をみた日」で書けなかったものに触れたりもできました。毎回のA4判のポスターとB5判のチラシづくりも久しぶりの「印刷」仕事で楽しかった。
 ゴダールやベルイマンが1本もないのは、少しは成熟してやっとそういう自由さを得たということでしょうか。目標だった「悲情城市」「阿賀に生きる」「長江哀歌」「ブンミおじさんの森」も上映できました。タルコフスキーが上映できなかったのは残念ですが、小津は8本。
 またどこかの、あたたかでちょっと湿り気のある暗がりでお会いしましょう。
 
「玉乃井映画の会」
 
最終回
 
12月11日(日)14:00 18:00
「秋刀魚の味」小津安二郎監督 1962年 DVD(113分)
夜の部終了後忘年会!