玉乃井通信2017年5月31日

 
6月10日 「昼下がり海のほとりのおはなし会」 倉内由美子  14:00
6月18日 「LP・CDを聴こう、語ろう会」 高橋 徹   14:00
 
「A氏のファイル」は映画、演劇、美術展、音楽会などの半券、招待券がつまったファイルを手に取りながら、吉田さんがA氏(安部)にインタビューするような形の2時間でした。吉田さんの企画でしたが、映画のことばかりでなく、個人の生きてきた道のりや時代の記録、未来の表現につながっていく記憶としてのファイルが語られました。
「疲弊したヨーロッパ近代に対して、対抗でない、初めてといってもいい静かな声、シンプルなことばで語って、新しい世界を拓いて見せた、侯孝賢(ホウシャオシェン)、蔡明亮(ツァイミンリャン)、賈 樟柯(ジャジャンクー)、王兵(ワンビン)、バフマン・ゴバディ、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督等のアジア映画の時代が続いた。そうしてその偉大なアジア映画もアピチャッポン監督の衝撃作「ブンミおじさんの森」を巨きなピークとして残しながら停滞期に入っていくようだ。時代の変遷のなかで、誰もが、表現そのものも、呆然と佇んでいるしかないのだろう」、というA氏の言が印象に残りました。
10人ほどの参加者で珈琲をのみつつ和気あいあいと、過ぎていく時代を感傷も含めつつ語りあう午後でした。
 
玉乃井2階の広間は、60人を超す医療塾にあわせて、障子も襖も取りはらった状態なので、ほんとに広々と開放されています。風も抜け、海の光も直接入ってくるようです。
いろいろの企画が続き、カフェもあります。是非お立ち寄り下さい。
 


●「昼下がり海のほとりのおはなし会」6月10日(土) 2時
   「書物、言葉、そして・・・」      倉内由美子
  会場 海のほとり玉乃井(福津市津屋崎四・一・一三) 
     JR福間駅より、[津屋崎橋行き]バス 「なごみ前」下車一分
  会費  千円(珈琲、ケーキつき)
 
「海のほとり 玉乃井」へようこそ。
この会は隔月で、あるテーマに沿ってゲストを玉乃井に招き、お話を聞く会です。
それは同時に、その場に集まった人々が互いに言葉を交わすお話会でもあります。
テーマは、一年(全6回)を一括りに文化や芸術に関わることの中から設定します。今年のテーマは、「書くこと」。特に、言葉や文章を書くことに焦点を当てています。
第3回は倉内 由美子さん。宮崎県出身で2014年から、まちづくり会社のオフィス兼図書室としてつくられたスペース「ナツメ書店」店長をされていました。2016年から「ナツメ書店」を書店として独立させ、運営されています。
2017年秋頃に、福岡市の西戸崎にある築百年の元時計店へ移転予定です。
 
主催:玉乃井保存活用プロジェクト
連絡先:畔道 Tel/Fax:0940-52-9610/E-mail :furu@kurashino-tonya.net
    玉乃井 0940・52・0048
ホームページURL:http://www.tamanoi.life/
 


● LP・CDを聴こう、語ろう会  6月18日(日)  14:00  玉乃井・海側の庭
「キューバのサルサを踊ろう」  高 橋 徹
 
玉乃井の「LP・CDを聴こう語ろう会」で2度も現代音楽について語ってくれた高橋さんが、今回はうってかわってサルサ(キューバ系のサルサ)を語ってくれます。そのオリジン、たどり着いた場所、そこでの屈折と展開、語り尽くせない物語です。でもなによりその明るさ勁さが真っ直ぐに人をうちます。生きることの喜びと哀しみが、ここでも輝きながら浮かびあがってくるのでしょうか。
聴くだけでなく体も動かしましょうということで、初めての庭での開催です。もちろん聴くだけでもO.K.十分に体に響くでしょう。
乞うご期待!!
LP、CDの愛聴盤、みんなにも聴かせたいあの曲や歌などを持ち寄って、みんなで聴きましょう。ジャズ、クラシック、歌謡曲、ロックなんでもだいじょうぶですよ。
毎回、ゲストが自薦の曲をかけながら個人史も含めていろいろ話してくれます。後は百家争鳴、侃々諤々で楽しく聴き、語りあいましょう。時には踊って!
 
連絡先:玉乃井0940・52・0048